明日の広告
いつもサイトを拝見させていただいている、さとなおさんの本業(広告)の本。僕自身は広告の仕事をしている訳ではないが、仕事で役に立つような気がして一読。読みやすい文体のお陰か、読み始めると一気に読んじゃいました。これも僕みたいな無知なれど読みたがっている”消費者”のスタンスにたったものだからでしょう。
内容は、どのような仕事の人でも役立つと思う。だって、コミュニケーション(広告)なしで成り立つ仕事って少ないしね。もやもやっとわかっているつもりのコミュニケーション方法の変化について、頭の整理になるだろうし、自分の仕事と置き換えて、どう当てはまるかを考えながら読み進めると思う。僕なんかが理解したことは、実際に広告の仕事をしている人とは、とうてい深さの違う受け止め方なんでしょうけど、まあ、そういう読者もいるってことで。
この本の肝である、情報を受け取りたがっている”消費者”を徹底的に想像し、その立場から、コミュニケーションを組み立てていくやり方というのは、コロンブスの卵ですね。考える癖をつけないと結構、難しい。良くお客様本位と言ったりするけど、広告の部分では、独善的だったり、盲目的だったりするもんね。
あと、広告ってのは、そもそも、まちぶせだというのも妙に納得。石川ひとみの歌の通りです。”あなたをふりむかせる”ためには、”偶然を装って”まちぶせしないとね(^^)。その世代の僕は、そうかあ、そう考えると情報を伝えたい消費者とのコンタクト・ポイントは重要だし、色々な場所があるよなあと考えさせられました。まんまと(^^)。
スラムダンクの広告・イベントのくだりは、イベントを作り上げて行くチームの、ストイックさと羨ましいほどの高揚感が伝わってきます。担当した人たちが、ああでもない、こうでもないって、思いを巡らせる様が目に浮かびます。
何より、本自体がポジティブなのがよい。「明日の広告」ですもん。明るい農村に対バンはれそう。それだけで二重丸です。これからの時代はこうでなくっちゃ。
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